住宅ローン金利で損しない!タイプ別の選び方と注意点を徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

マイホームは人生における大きな夢の一つですよね。しかし、その夢を実現する上で避けて通れないのが住宅ローンです。

多くの方が、人生で一番大きな買い物となるであろう住宅の購入にあたって、多額のローンを組むことになります。だからこそ、住宅ローンの金利選びは非常に重要です。

「金利タイプって色々あるけど、結局どれがお得なの?」「将来金利が上がったらどうしよう…」そんな不安を感じている方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、住宅ローンの金利タイプ別に、選び方と注意点を徹底的に解説します。この記事を読めば、金利選びで後悔することはなくなるはずです。

また、以下の記事では岡山でおすすめの住宅メーカー3選を紹介していますので、会社選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

目次

住宅ローンの金利とは?

住宅ローンの金利とは、金融機関からお金を借りる際に発生する利息の割合のことです。住宅ローンは、マイホームという高額な買い物をするために、多くの方が利用する長期のローンです。

そのため、金利は返済総額に大きく影響し、住宅ローン選びにおいて非常に重要な要素となります。

金利は、借りたお金(元金)に対して、一定の割合で上乗せされる形で支払う形式です。たとえば、金利が1%の場合、100万円借りると年間で1万円の利息を支払うことになります。

住宅ローンの場合は、借入金額が大きいため、金利のわずかな差が返済総額に大きな差を生んでしまいます。

住宅ローン金利の種類とメリット・デメリット

まずは、住宅ローン金利の種類と、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

変動金利

住宅ローンの金利タイプの一つである変動金利は、市場の金利動向に合わせて金利が変動する仕組みです。

変動金利の大きなメリットは、当初の金利が固定金利に比べて低いことです。金利が低いということは、毎月の返済額を抑えられ、特に住宅ローンの借り始めの時期に家計への負担を軽減できます。

また、金利が低下した場合には、返済額がさらに少なくなるかもしれません。これは、低金利環境下では特に魅力的な要素と言えるでしょう。

しかし、変動金利には金利変動のリスクというデメリットも存在します。市場金利が上昇した場合、それに連動して住宅ローンの金利も上昇し、毎月の返済額が増加するかもしれません。

将来の金利動向を正確に予測することは難しく、金利上昇によって返済計画が狂ってしまうリスクがあることを理解しておきましょう。金利が大きく上昇した場合、当初の返済計画よりも大幅に返済額が増えることも想定しておかなければなりません。

メリットデメリット
当初の金利が固定金利に比べて低い
金利が低下した場合には、返済額が少なくなる
金利上昇により返済計画が狂う可能性
金利が上昇した場合には、返済額が高くな

固定金利

固定金利は、借入期間中に金利が一定で変わらない仕組みです。固定金利の最大のメリットは、返済額が一定であるため、将来の返済計画が非常に立てやすいことです。金利変動の影響を受けないため、毎月の返済額が変わりません。

これは、長期的なライフプランを立てる上で大きな安心感につながります。たとえば、教育資金の準備や老後の生活設計など、将来の資金計画を明確に立てたい方にとって、固定金利は有力な選択肢となるでしょう。

また、将来の金利上昇リスクを心配する必要がないため、精神的な負担を軽減できるというメリットもあります。

しかし、固定金利は変動金利に比べて金利が高めに設定されている点がデメリットです。そのため、借入当初の返済額は変動金利よりも高くなる可能性があります。

また、市場金利が低下した場合でも、固定金利の場合は金利が下がる恩恵を受けられません。つまり、低金利環境が続いた場合、変動金利を選択していた場合よりも総返済額が多くなる可能性があります。

メリットデメリット
返済額が一定
金利が上昇した場合でも返済額は変わらない
金利が高めに設定されている
金利が上昇した場合には、返済額が高くな

固定金利期間選択型

固定金利期間選択型は、借入当初の一定期間だけ金利が固定される仕組みです。たとえば、『当初10年間は固定金利、その後は変動金利』といったように、期間を選択できます。

固定金利期間選択型の大きなメリットは、一定期間、金利変動の影響を受けずに返済計画を立てられることです。この期間中は、毎月の返済額が一定なので、家計管理がしやすく、将来の資金計画も立てやすくなります。

また、固定期間中に市場金利が上昇した場合でも、ローンの金利は変わらないため、金利上昇のリスクを回避できるでしょう。デメリットは固定期間終了後に金利が上昇していた場合、毎月の返済額が増加する可能性がある点です。これは、変動金利と同様のリスクと言えます。

また、固定期間終了後に再度固定金利を選択も可能ですが、その時点の金利水準が適用されるため、当初の固定金利よりも高くなる可能性もあります。さらに、全期間固定金利型に比べると、固定期間終了後の金利変動リスクを抱えることになるでしょう。

メリットデメリット
一定期間、金利変動の影響を受けない
固定期間中に金利が上昇した場合でも返済額は変わらない
金利が高めに設定されている
固定期間中に金利が上昇した場合、返済額が高くな

住宅ローン金利の選び方

次に、住宅ローン金利の選び方を見ていきます。

それぞれ見ていきましょう。

子どもが小さいうちにマイホームを購入する場合

子どもが小さいうちにマイホームを購入する場合、将来の教育費や生活費の増加を見据えた金利タイプ選びが重要になります。子どもの成長に伴い、教育費や習い事、食費など、家計の支出は増加していくことが予想されるでしょう。

そのような状況下で、変動金利型の住宅ローンを選択すると、金利上昇による返済額の増加と、家計支出の増加が重なり、生活が苦しくなるリスクがあります。

そこで、子どもが幼い時期にマイホームを購入する場合は、将来の金利上昇リスクを回避できる全期間固定金利を選ぶのがおすすめです。全期間固定金利であれば、借入期間中の金利が一定のため、毎月の返済額が変わらず、安定した返済計画を立てられます。

マイホーム購入後に生活費や教育費が増加しても、住宅ローンの返済額は増えないため、家計の安定に繋がるでしょう。

ただし、全期間固定金利は、一般的に変動金利や固定金利期間選択型に比べて金利が高めに設定されている傾向があります。そのため、借入当初の返済額は高くなる可能性があります。

一定期間は返済負担の増加を避けたい場合

住宅ローン借入後、一定期間は返済負担の増加を避けたいという場合には、固定金利期間選択型が有力な選択肢です。この金利タイプは、当初の一定期間、金利が固定されるため、その期間中は返済額が変わらず、安定した返済計画を立てられます。

特に、お子様が中学生以上の場合、固定金利期間選択型は有効な手段となり得ます。中学校入学から大学卒業までの期間は、最短でも10年です。そして、一般的に高校から大学にかけて、お子様の教育費はピークを迎えます。

この時期は家計への負担が大きくなりやすいため、10年固定金利の住宅ローンを選択し、教育費の負担が大きくなる期間の毎月の返済額を固定しておくことで、家計の安定を図れるでしょう。

ただし、固定期間終了後は金利が変動するリスクがあること、また、全期間固定金利に比べると金利変動の影響を受けやすいことを理解しておく必要があります。

家計に余裕がある場合

子どもが独立していたり、夫婦共働きであったりなど、家計に比較的余裕がある場合は、変動金利を選択肢に入れられるでしょう。返済負担が家計を圧迫しない範囲でしっかりと予算を立て、変動金利型の住宅ローンを借り入れることで、当初の低い金利の恩恵を受けられます。

変動金利は、将来金利が上昇するリスクを伴いますが、家計に余裕があれば、万が一途中で返済負担が増加した場合でも、生活が著しく苦しくなりにくいと言えます。また、家計に余裕があるということは、繰り上げ返済のための資金も準備しやすい状況にあるでしょう。

もし金利が上昇した場合でも、繰り上げ返済によってローン残高を減らせれば、毎月の返済額の上昇幅を抑えることが可能です。つまり、変動金利のリスクをある程度コントロールできる状態と言えるでしょう。

ただし、将来の金利動向は誰にも予測できません。変動金利を選択する際には、金利が上昇した場合のシミュレーションをしっかりと行い、返済額がどの程度まで増える可能性があるのかを把握しておくことが重要です。

また、繰り上げ返済は手数料がかかる場合もあるため、事前に金融機関に確認しておくと良いでしょう。

住宅ローンの注意点

ここからは、住宅ローンの注意点を紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

金融機関の提案が100%ではない

住宅ローンを選ぶ際、金融機関の担当者からさまざまな提案を受けることになります。しかし、その提案が必ずしも自分にとって最適なものとは限りません。

金融機関は、自社の利益や都合を考慮した提案を行う場合もあります。そのため、鵜呑みにせず、自分でもしっかりと情報収集し、比較検討しましょう。

また、金融機関の担当者は住宅ローンの専門家ですが、『金融機関の立場』であることも理解しておくことが大切です。自分のライフプランや家計状況、リスクなどを考慮し、複数の金融機関の提案を比較検討すると、自分に合った住宅ローンを選べるでしょう。

提案された内容について疑問点があれば、遠慮せずに質問し、納得のいくまで説明を求めることが重要です。金融機関の提案はあくまで参考として捉え、最終的な判断は自分自身で行うという意識を持つようにしましょう。

金利の種類は将来を見越して選ぶ

住宅ローンの金利タイプを選ぶ際には、現在の金利水準だけで判断するのはやめておきましょう。将来の金利動向や自身のライフプランの変化を見越して選ぶことが非常に重要です。

金利タイプには変動金利、固定金利、固定金利期間選択型があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。先ほど紹介したメリットとデメリットも参考に、最適な金利タイプを選択することが大切です。

自分のライフプランや家計の収支状況、リスク許容度などを総合的に考慮して決めるようにしましょう。

ランニングコストを考えて返済額を決める

住宅ローンを組む際、毎月の返済額だけに注目しがちです。しかし、住宅購入後にはさまざまなランニングコストが発生することを考慮に入れておきましょう。

これらのランニングコストを考慮せずに返済額を決めると、後々、家計が苦しくなる可能性があります。

ランニングコストは、固定資産税、都市計画税、火災保険料、地震保険料、マンションの場合は管理費や修繕積立金などです。また、将来的に必要となる修繕費用や、場合によってはリフォーム費用なども考慮に入れておきます。

これらの費用は、毎月の住宅ローン返済額に加えて発生します。返済額とランニングコストの合計が、家計にどの程度の負担となるのかを事前にしっかりと把握しておくことが重要です。

岡山で注文住宅を建てるならタカ建築がおすすめ

出典元 : タカ建築
スクロールできます
項目詳細
会社名株式会社タカ建築
所在地岡山市北区白石西新町7-123
設立年月日1988年3月
対応地域岡山市、倉敷市、早島町、総社市、玉野市、備前市、赤磐市、瀬戸内市
公式サイトhttps://takaken-okayama.com/

株式会社タカ建築は、高性能な住宅を適正価格で提供することに強みを持つ工務店です。高気密・高断熱の『SW工法』を導入し、北海道基準を超える断熱性能を実現しています。

SW工法により、冬暖かく夏涼しい、快適な住環境を提供してきました。また、光熱費の大幅な削減につながります。住宅ローン返済に加えて毎月発生する光熱費が抑えられることで、家計への負担を軽減できるでしょう。

以下の記事ではタカ建築の口コミや評判、会社の特徴や施工事例などを解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみるといいでしょう。

まとめ

今回は、住宅ローンの金利について、分かりやすく解説してきました。住宅ローンには種類があり、人によって合う種類は違うため、しっかりと理解し将来のことも考えたうえで決めるようにしましょう。

また、住宅ローンを選ぶ際は、金融機関の方の言うことをうのみにせず、自分でも調べることが大切です。メリットとデメリットを理解し、分からないことは遠慮せず相談しましょう。

この記事があなたにとって、注文住宅づくりの参考になりますように。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次