注文住宅と建売住宅には、いくつかの大きな違いがあります。どの条件に妥協できるか、できないかによって、あなたに合った建て方が変わってくるのです。
しかし、注文住宅と建売住宅の違いをしっかりと理解していれば、後悔のない選択ができるはずです。
この記事では、注文住宅と建売住宅の違いやそれぞれの建て方が向いている人の特徴、迷った場合の対処法を紹介します。これらのポイントを押さえて、ご自身に合った建て方を検討していきましょう。
また、以下の記事では岡山でおすすめの住宅メーカー3選を紹介していますので、会社選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
注文住宅と建売住宅の違い6選
注文住宅と建売住宅の違いは、大きく分けて下記の6つです。
それぞれ具体的な内容を見ていきましょう。
土地付きかそうでないか
注文住宅と建売住宅の違いは、土地付きかそうでないかです。注文住宅は、土地を購入して、建築士に設計してもらった上で家を建ててもらいます。
さらに、すでに建築業者が決まっている「建築条件付きの住宅」と、そうでない住宅があります。建築条件付きの住宅でない場合は、希望の建築業者へ依頼が可能です。
一方で建売住宅は、土地付きの住宅を購入する方法です。すでに住宅が完成しているパターンと、施工前のパターンがあります。
ただし、施工前だったとしても、基本的に希望の内装等を反映できるわけではありません。ある程度型が決まっている状態で、購入することになります。
デザイン性や設備の自由度
デザイン性や設備の自由度も、注文住宅と建売住宅で違いが出ます。デザイン性や設備の自由度が高いのは、注文住宅の方です。
というのも、注文住宅は土地を購入した後に新しく家を建てるため、自分好みの設計をしやすいのです。間取りやデザイン、設備等も予算内であればこだわることができます。
一方で建売住宅は、すでに間取りや内装などが決まっている状態の家を購入することになります。そのため、自分の希望条件をすべて叶えるのは難しいのです。
希望を叶えるには、できるだけ自分の好みに近い物件を探す必要があります。ただし、未完成の場合は、壁紙などの細かい部分であれば変更可能なケースがあります。希望があるなら、一度業者へ相談してみましょう。
入居可能時期の早さ
入居可能時期の早さも、注文住宅と建売住宅で異なります。注文住宅より建売住宅の方が、入居可能時期が早い傾向にあると言えるでしょう。
注文住宅は、土地を購入するところから始まり、設計やデザインも打合せを行っていきます。その後、設計などが完成してから施工に入るため、入居までに8ヶ月～1年半ほどかかるのが一般的です。
一方で建売住宅は、すでに完成している建物を購入する場合、売買契約などを結んでから1～2ヶ月程度で入居できます。未完成の場合でもある程度施工が進んでいることが多いため、注文住宅よりは早く入居することができるでしょう。
価格の高さ
注文住宅と建売住宅は、価格の高さも違います。価格が高くなりやすいのは、注文住宅の方です。
注文住宅はオーダーメイドのため、自分の希望を叶えやすく、細かい部分までこだわることができます。デザインや建材、設備などにこだわればこだわるほど高値になるため、注文住宅の方が高くなりがちなのです。
ただし、ある程度予算を立てておき、予算と要望を業者に伝えた上で設計してもらえば、コストを抑えることも可能でしょう。
一方で建売住宅は、すでに型が決まっている「規格住宅」を購入するため、ある程度安価に抑えられる傾向にあります。ただし、分譲ではなく1棟ずつ建築していく方針なら別です。
注文住宅と同等程度の価格になることもあり、さほど価格に優劣はつかないと言えるでしょう。
手間のかかり方
手間のかかり方も、注文住宅と建売住宅で違いが出ます。注文住宅の方が、手間がかかる傾向にあるのです。
注文住宅は建売住宅に比べて、土地を購入・契約したり、建築士と理想の設計を実現したりする必要があります。こだわればこだわるほど打合せの回数も増えるため、どうしても建売住宅より手間がかかってしまうのです。
一方で建売住宅は、すでに設計されており、土地も付いていることから注文住宅より手間がかかりにくいと言えます。土地と建物を同時に1回で契約できるため、その点もスムーズと言えるでしょう。
施工過程が見られるかどうか
注文住宅と建売住宅は、施工過程が見られるかどうかも違います。注文住宅は施工過程を見ることができ、建売住宅は特に完成済みの建物を購入する場合、施工過程を見ることができません。
注文住宅なら一から建築現場に立ち会えるため、気になる時に見に行くことができます。また、疑問点があれば、その場で現場監督などに質問することも可能です。
好きな時に見に行くことができるため、安心して建築過程を見届けることができるでしょう。
分譲住宅と注文住宅・建売住宅は何が違う？
注文住宅や建売住宅と混同されやすい言葉として「分譲住宅」があります。分譲住宅とは、一つの土地に何棟も家を建て、それを分割して売る方法のことです。
建売住宅と同じで、土地と建物をセットで売っています。建売住宅との違いは、分譲地に建築されているかどうかです。
分譲地にある土地付き住宅なら分譲住宅、分譲地でない場所にある土地付き住宅なら建売住宅だと言えます。また、注文住宅との違いは、土地が付いていること、分譲地に建っていることの2点です。
土地や建物を購入する前に、この3つの違いをしっかりと理解しておきましょう。
注文住宅が向いている人の特徴
注文住宅は建売住宅に比べて、デザインの自由度が高いなどのメリットがある一方で、手間がかかりやすいデメリットがあります。メリットもデメリットもある注文住宅ですが、どのような人に向いているのでしょうか。
注文住宅に向いている人は、大きく分けて下記の4つの特徴がある人です。
- 手間がかかってもデザインや間取り、設備などに妥協したくない人
- すぐの入居が必要でない人
- 価格を抑えることより理想の住まいを手に入れたい人
- 施工過程を見て安心したい人
ご自身が妥協できる点とできない点をよく確認して、注文住宅の方が希望を叶えやすそうか検討してみましょう。
建売住宅が向いている人の特徴
注文住宅の方が向いている人がいる一方で、建売住宅の方が向いている人もいます。そんな人の特徴は、下記の6つです。
- デザインや間取りなどに強いこだわりがない人
- できるだけ早く入居したい人
- 価格を抑えたい人
- 施工過程を見なくても問題ない人
- モデルハウスなどで実物に近い住宅を見てから購入を決めたい人
- できるだけ手間を少なくしたい人
注文住宅と比較した時に考えられるデメリットを許容できそうか、一度考えてみましょう。
注文住宅か建売住宅か迷ったら
ここまで注文住宅と建売住宅の違いを見てきましたが、それでも迷った場合はどうすれば良いのでしょうか。ここでは、迷った時の対処法を2つ紹介していきます。
それでは、具体的に解説していきます。
モデルハウスを見に行く
注文住宅か建売住宅かで迷ったら、モデルハウスを見に行ってみるのがおすすめです。建売住宅は、モデルハウスで展示されています。
まずはモデルハウスを見てみて、好みの建売住宅がないか確認してみましょう。モデルハウスで好みの物件を見つけられず、妥協もできないと感じた場合は、注文住宅を検討してください。
また、モデルハウスで妥協できないと感じた点がある場合は、しっかりとメモに残しておくのが良いでしょう。注文住宅の相談をしにいく際に、スムーズに希望を伝えやすくなるはずです。
不動産会社へ相談する
迷ったら、不動産会社へ直接相談してみるのも良いでしょう。不動産会社へ相談する際は、どのような部分で迷っているのかや、希望条件をしっかりと伝えてください。
そうすれば、不動産会社の担当者から適切なプランを提案してもらえるはずです。また、不動産会社によって提案内容は異なるので、複数の業者へ相談し、提案内容を比較して決めるのもおすすめです。
注文住宅で理想の家を実現したいならタカ建築がおすすめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社タカ建築 |
| 所在地 | 岡山市北区白石西新町7-123 |
| 設立年月日 | 1988年3月 |
| 対応地域 | 岡山市、倉敷市、早島町、総社市、玉野市、備前市、赤磐市、瀬戸内市 |
| 公式サイト | https://takaken-okayama.com/ |
ここまで注文住宅と建売住宅の違いについて見てきました。どちらの建て方にするか決めるために、一つずつ違いを確認していきましょう。岡山で注文住宅を建てたいと考えている方には、タカ建築がおすすめです。
株式会社タカ建築は、地域密着型の工務店として、岡山県内で高性能な住宅を提供しています。長期優良住宅をベースに、『スーパーウォール(SW)工法』を採用している点が大きな特徴です。
地域に根差した工務店として、アフターメンテナンスにも力を入れており、顧客からの信頼を大切にしている姿勢が伺えます。
以下の記事ではタカ建築の口コミや評判、会社の特徴や施工事例などを解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみるといいでしょう。
まとめ
今回は、注文住宅と建売住宅の細かい違いや、迷った時の対処法について紹介してきました。ご自身で判断できない場合は、不動産会社等のプロにうまく頼って決めていきましょう。
また、注文住宅会社を選ぶ際には、複数の会社の比較検討は重要です。デザイン性や機能性、価格やアフターサービスなどを総合的に判断し、自分に合った会社を見つけてみてください。
この記事があなたにとって、注文住宅づくりの参考になりますように。
