断熱等級とUA値とは?等級ごとの基準や断熱性能を高める方法を解説

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断熱等級UA値の画像

住宅の快適性や省エネ性を高めるうえで重要なのが『断熱等級』と『UA値』です。どちらも断熱性能を数値化する指標であり、高い断熱性能は光熱費の削減や住宅の耐久性向上に大きく関わります。

本記事では、断熱等級とUA値の基礎知識から、それぞれの基準や断熱性能を高める方法、建築会社の選び方まで詳しく解説しました。

また、以下の記事では岡山でおすすめの住宅メーカー3選を紹介していますので、会社選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそも『断熱等級』と『UA値』とは?

断熱等級』とは、住宅の断熱性能を示す基準で、国が定めた『住宅性能表示制度』に基づいて設定されています。一方、『UA値(外皮平均熱貫流率)』は、住宅全体の外皮(壁、屋根、床、窓など)から逃げる熱の量を数値化したもので、値が小さいほど断熱性が高いことを意味します。

断熱等級はこのUA値を基に評価され、住宅の性能を判断する目安となります。

断熱等級におけるUA値は、地域区分で基準値がある

出典元:一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター

UA値の基準は、日本全国を8つの地域区分に分け、それぞれの気候に応じて設定されています。たとえば、寒冷地ではより厳しい基準が設けられており、温暖な地域に比べて低いUA値が求められます。

岡山県は地域区分6に該当し、一定以上のUA値をクリアすることで断熱等級が認定されます。地域ごとの基準を理解したうえで、適切な断熱設計を行うことが重要です。

断熱等級ごとのUA値の基準

出典元:国土交通省

断熱等級には現在1〜7の段階があり、それぞれの等級には対応するUA値の上限が設けられています。たとえば、断熱等級5はZEH基準に対応しており、地域6ではUA値0.6以下が目安です。等級6ではUA値0.46以下、等級7ではさらに厳しいUA値0.26以下が求められます。

等級が高くなるほど、熱の出入りを抑えた高性能な住宅と評価されます。

断熱等級におけるUA値が低い住宅がおすすめな理由

断熱性能が高い住宅は、さまざまな面で暮らしにメリットをもたらします。ここからは、断熱等級におけるUA値が低い住宅がおすすめな理由について解説します。

以下で詳しく解説します。

冷暖房効率が向上し、光熱費を抑えられる

UA値の低い高断熱住宅では、室内の熱が外に逃げにくく、外気の熱が室内に入りにくいため、冷暖房の効率が大幅に向上します。冬場は暖房で温められた空気が長時間室内に留まり、夏場は外からの熱の侵入を抑えるため、エアコンなどの冷暖房機器の稼働時間や設定温度を抑えることが可能です。

一般的な住宅と比較すると、年間の冷暖房費を30〜50%程度削減できるケースも多く、特に寒冷地では顕著な効果が期待できます。電気代やガス代の節約につながるだけでなく、CO2排出量の削減にも貢献するため、環境面でも優れた選択といえるでしょう。

住宅の寿命を延ばし、メンテナンスコストを抑えられる

UA値が低い高断熱住宅は、住宅の寿命を延ばし、メンテナンスコストを抑えることが可能です。なぜなら、断熱性能を高めることで壁内部や窓周りの結露を防ぎ、建材の劣化を抑制できるため、住宅の寿命を延ばす効果があるからです。

したがって、壁紙の張り替えや内装補修などのメンテナンス頻度が減少し、長期的に見れば修繕費が削減できます。また、カビやダニの発生も抑えられるため、住まいの資産価値を保ちながら家族の健康を守ることにもつながるでしょう。

断熱等級におけるUA値を下げるには?断熱性能を高める方法

UA値を下げて断熱性能を高めるためには、いくつかのポイントがあります。

以下で詳しく解説します。

高性能な断熱材を使用し、熱が逃げない構造にする

UA値を下げるための効果的な方法は、高性能な断熱材の使用です。フェノールフォームやウレタンフォーム、高性能グラスウールなどの熱伝導率の低い断熱材を適切な厚みで施工することが重要です。

断熱材の施工方法も成否を分けます。隙間なく充填することや、熱橋となる構造部材を断熱材で覆う外張り断熱や付加断熱の採用が効果的です。24時間換気システムと組み合わせた高気密設計は、断熱性能を最大限に発揮させる鍵となります。

施工精度も重要なので、経験豊富な建築会社や工務店に依頼することをおすすめします。

窓やドアの断熱性能を向上させる

住宅の熱損失の約50%以上は窓から失われるといわれています。したがって、UA値を効果的に下げるには、窓の断熱性能向上が不可欠です。

具体的な改善方法として、単板ガラスやアルミサッシから、複層ガラスや樹脂サッシ、さらにはLow-Eトリプルガラスへの変更が挙げられます。Low-Eガラスは特殊金属膜によって遮熱・断熱効果を高め、空気層に断熱性の高いアルゴンガスを充填することでさらに性能が向上します。

実際に窓の断熱性能を高めることで、住宅全体のUA値を0.3〜0.5W/㎡K程度改善することができ、快適性と省エネ性の両方を高めることが可能です。

断熱等級とUA値を考慮した建築会社を選ぶポイント

断熱等級とUA値にこだわった住宅を実現するためには、専門知識と実績を持つ建築会社選びが重要です。まず、過去の施工事例で実際に達成した断熱等級やUA値の実績を確認しましょう。HEAT20やZEHビルダーの認定を受けている会社は高断熱住宅の技術力を持つ目安となります。

次に、気密測定の実施と数値の公開を行っているかもチェックポイントです。高断熱住宅では施工精度が性能を左右するため、気密測定値(C値)を公開している会社は信頼できます。断熱材の選定や施工方法についても具体的な説明ができる会社を選びましょう。

さらに、設計段階での熱損失計算や完成後の温熱環境測定などのアフターフォローも重要です。複数の会社を比較する際は、単に価格だけでなく断熱仕様の内容と達成可能な性能値を確認し、長期的な住まいの価値を考慮した選択をすることをおすすめします。

岡山市でおすすめの建築会社・工務店

ここからは、岡山市でおすすめの建築会社・工務店を紹介します。

タカ建築

タカ建築
出典元:タカ建築

タカ建築は、岡山市に拠点を構える地域密着型の工務店で、高断熱・高気密・高耐震のSW工法を軸にした高性能住宅を提供しています。自然のエネルギーを活用するパッシブデザインを採用し、省エネで快適な暮らしを実現。

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項目詳細
会社名株式会社タカ建築
所在地岡山市北区白石西新町7-123
設立年月日1988年3月
対応地域岡山市、倉敷市、早島町、総社市、玉野市、備前市、赤磐市、瀬戸内市
公式サイトhttps://takaken-okayama.com/

施主の声から生まれた『PYLO』シリーズでは、提案型の住まいづくりを行っており、多様なニーズに柔軟に応えています。さらにSDGsにも積極的に取り組む姿勢も特長のひとつです。性能・環境・デザインをバランスよく求めたい方におすすめの工務店です。

なお、タカ建築についてより詳しく知りたい方は、公式サイトを訪れてみてください。

また、以下の記事ではタカ建築の口コミや評判、会社の特徴や施工事例などを解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみるといいでしょう。

アイ工務店

出典元:アイ工務店

アイ工務店は、自由設計と住宅性能の高さを両立するハウスメーカーで、累計1万3千棟以上の実績があります。プレカット工法による高精度な施工で、耐震性や耐久性に優れた木造住宅を提供。

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項目詳細
会社名株式会社アイ工務店
会社住所大阪市中央区心斎橋筋1-9-17エトワール心斎橋9F
創業年数2010年7月13日
対応エリア全国各地
公式サイトhttps://www.ai-koumuten.co.jp/

HEAT20 G1やC値0.2といった断熱・気密性能、耐震等級3に対応し、標準仕様でも快適性とデザイン性を備えています。

さらに、コスト管理にも優れており、自由度の高い家を予算内で建てたい方にぴったりです。高性能かつ合理的な住まいを目指す方におすすめです。

また、以下の記事ではアイ工務店について詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

一条工務店

出典元:一条工務店

一条工務店は『家は、性能。』を理念に掲げ、住宅性能に特化した住まいづくりを行う大手ハウスメーカーです。全館床暖房、高断熱・高気密構造、太陽光発電+蓄電池の標準搭載により、快適性と省エネ性を両立。

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項目詳細
会社名株式会社一条工務店
会社住所東京都江東区木場5-10-10
創業年数1978年 9月
対応エリア全国
公式サイト https://www.ichijo.co.jp/

さらに、耐水害・免災住宅といった防災仕様も強化しており、安心して長く住める家を提供しています。

性能面での妥協をしたくない方、長期的に見て資産価値のある住宅を求める方に、一条工務店はおすすめです。

以下の記事では、一条工務店について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください

まとめ

本記事では、断熱等級とUA値の基礎知識やその違い、断熱性能を高める方法、建築会社選びのポイントについて解説しました。

断熱性の高い住宅は、冷暖房効率を高めて光熱費を削減するだけでなく、住宅の劣化を抑えて長寿命化にもつながります。特にUA値を下げることは快適性と省エネ性を両立するうえで重要です。

適切な断熱材や窓選び、気密性への配慮が求められ、信頼できる建築会社との連携も不可欠です。住宅の価値と暮らしの質を高めるためにも、断熱性能を重視した家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。

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