「断熱性とは何?」
「断熱性が高いとどんなメリットがあるの?」
断熱性は、快適に暮らすために重要な要素です。断熱性を高めることで、冷暖房の効率を高め、省エネや快適性を向上させることが可能です。
しかし、その一方で、いくつかのデメリットもあります。その性能を確保し、快適に暮らすためには、正しい知識と理解が必要です。
そこで本記事では、住宅の断熱性について詳しく解説します。これから家づくりを検討している方、快適で効率的な住宅環境に関心のある方は、ぜひチェックしてください。
また、以下の記事では岡山でおすすめの住宅メーカー3選を紹介していますので、会社選びでお悩みの方は参考にしてみるといいでしょう。
断熱性とは

断熱性とは、住宅の壁、床、天井などに断熱材を施し、外気の熱の出入りを抑える性能のことです。
断熱性が高い住宅は、壁や床、天井などに断熱材を施すことで、室内の温度が一定に保たれるため、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を維持することが可能です。さらに、断熱性の高い家では、冷暖房の効率が向上し、省エネ効果も期待できます。
断熱性を測る3つの数値
断熱性を測る指標には、以下の3つがあります。
それぞれの指標の定義や「どんな数値であれば断熱性が高いと言えるか」を解説していきますので、参考にしてください。
断熱性能等級
断熱性能等級とは、7段階で住宅の断熱性能の高さを表したもので、省エネルギー対策等級の一種です。等級の数字が大きくなればなるほど、耐熱性能が高いと言えます。
等級 | 制定年 | 基準 |
---|---|---|
等級1 | ー | ー |
等級2 | 1980年 | 旧省エネルギー基準と同等 |
等級3 | 1992年 | 新省エネルギー基準と同等 |
等級4 | 1999年 | 次世代省エネルギー基準と同等 |
等級5 | 2022年 | ZEH基準の水準と同等 |
等級6 | 次世代省エネルギー基準と比較してエネルギー消費量が30%削減 | |
等級7 | 次世代省エネルギー基準と比較してエネルギー消費量が40%削減 |
等級5以上であれば、ある程度断熱性能が高いと考えて良いでしょう。断熱性能が高い住宅を選びたいなら、等級5以上で可能な限り高い等級を選ぶのがおすすめです。
UA値
UA値とは、外皮平均熱貫流率のことです。UA値が低ければ低いほど、家の中の熱が外へ逃げづらく、断熱性能が高いと言えます。同時に断熱性能等級も上がります。
そのため、断熱性能が高い家に住みたいなら「断熱性能等級が高く、UA値が低い家」を選ぶのがおすすめです。
Q値
Q値は、熱損失係数を指します。UA値と意味が近く、Q値を確認することで「どの程度家の外へ熱が逃げやすいか」が分かります。
Q値が低ければ低いほど、家の中の熱は外へ逃げにくいのです。そのため、断熱性能の高い家を選びたいなら、Q値の低さも気にするのが良いでしょう。
断熱性が高い家のメリット
断熱性が高い家のメリットは以下の通りです。
詳しくみていきましょう。
室温が安定しやすい
断熱性の高い家は、外気の影響を受けにくいため、室温が安定しやすいという特徴があります。
断熱材を利用している家は、外気温の変化に影響されにくいため、空調設備を使用していない部屋や、廊下などでも温度差が少なく、家中どこにいっても快適に過ごすことが可能です。
さらに、室温が安定しやすいため、ヒートショック防止にもつながります。ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞などの発作を起こすことで、冬場、暖かいリビングから寒い浴室へ移動する際に発生しやすくなります。
室内の温度差を小さく保つことができる断熱性の高い家では、ヒートショックのリスクを軽減することができるでしょう。さらに、冷暖房の効きが良くなり、光熱費の節約もできます。
結露が発生しにくい
断熱性の高い家は、室内外の温度差が小さくなるため、結露が発生しにくくなります。冬場は結露の影響により、ダニやカビが発生。結露はカビやダニの発生の原因となり、さらには健康被害や住宅の劣化にも繋がります。
しかし、断熱性能を高めることで、壁や窓の表面を冷やさないようにできるため、気温差が小さくなって結露が起きにくくなります。また、断熱性の高い家では、汚れた空気とともに余分な水蒸気も排出されるため、結露が発生しにくくなり、さらにカビやダニの発生も低減するのが特徴です。
地震に強い
断熱材自体は、地震に直接的な影響を与えるものではありません。しかし、断熱材の種類や施工方法によっては、地震対策に役立つ場合もあります。
一部の断熱材、特に吹き付けタイプの断熱材は、壁や床の間に隙間なく充填されるため、壁や床の補強材としての役割を果たすことが可能です。壁や床が補強されることで、地震の揺れによる変形を抑え、建物の倒壊を防ぐ効果が期待できます。
このように、断熱材は、壁や床、天井の補強材としても役割を果たすことで、地震対策に役立つ可能性もあります。
エアコン代を節約できる
断熱性が高い家に住むと、エアコン代を節約できるというメリットがあります。断熱性の高い家なら、冬場は冷気を家に入れず、暖かい空気を逃しません。
一方夏場は外の暖気を取り込まず、家の中の涼しい空気を外に出しません。つまり、エアコンを付けずとも冬場は適度に暖かく、夏場は適度に涼しい状態をキープできるのです。
電気代が高騰している今、エアコン代を節約できるのは、多くの人にとって嬉しいメリットでしょう。
断熱性が高い家のデメリット
断熱性のデメリットは以下の通りです。
それぞれみていきましょう。
初期費用が高くなる
断熱性が高い家は、断熱材や気密性を高めるための材料や工法が必要になるため、一般的な住宅よりも建築費用が高くなってしまいます。断熱性が高い家の建築費用は、一般的な住宅の約1.5倍から2倍程度です。
しかし、初期費用は高くても、断熱性の効果による室温の安定性によって、省エネ効果が期待できます。そのため、将来的に冷暖房のコストが削減できる点を考えると、費用対効果が高いと言えるでしょう。
ただし、初期費用という観点でみると、通常よりも費用が上がってしまいます。
換気がしにくい
断熱性が高い家では、換気がしにくいというデメリットがあります。しかし、適切な換気を行わないと、空気がこもりやすく、ハウスダストやカビの発生につながってしまい、健康被害へのリスクが高くなってしまうため注意が必要です。
さらに、壁や床、天井などにも断熱材を施しているため、壁の厚みが増し、室内の空気の流れも悪くなってしまいます。断熱性が高い家では、定期的な換気や、換気設備の導入など、換気対策が重要です。
換気システムに頼るだけでなく、窓を時々開けるという換気方法も有効となるため、常に意識しておくことが大切です。
気密性と断熱性の違い
断熱性と聞いて、「気密性と何が違うの?」と疑問に思った方もいることでしょう。気密性と断熱性は、どちらも住宅の性能を表す言葉ですが、それぞれ異なる意味を持っています。
気密性とは、屋内と外部の空気の移動による熱などの移動を少なくする性能のことです。住宅の壁や床、窓などの隙間をいかに小さくできるかが重要で、隙間を少なくすることで、外気の出入りが少なくなり、室内の温度や湿度を一定に保ちやすくなります。
断熱性は、壁や床、天井などに断熱材を施して熱の出入りを抑え、室内の温度を一定に保っています。
つまり、断熱性能の高さは外気温の影響を受けにくくし、気密性の高さは内部の室温を逃さなくするため、断熱性と気密性を高めることで、さらに快適な住まいを実現することができます。
断熱性の高い家を建てる際に重要なポイント
ここからは、断熱性の高い家を建てる際のポイントを紹介します。断熱性の高い家を検討している方は要チェックです。
それぞれみていきましょう。
断熱性の高い建材を使用する
断熱材には、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、ポリイソシアヌレタンフォームなど様々な種類があります。それぞれの断熱材には、長所と短所があるため、住宅の構造や環境に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。
また、断熱材の厚さも重要です。断熱材の厚さが厚ければ厚いほど、断熱性が高くなります。しかし、厚くなりすぎると壁や床が厚くなり、住空間が狭くなる可能性があるため、バランスを考慮する必要があります。
価格に左右されず、断熱性の高い建材を使用することで、後々の電気代が節約できて省エネにつながるでしょう。
複数のハウスメーカーを比較検討する
断熱性の高い家を建てる際には、複数の会社のプランや価格を相見積もりを取り、比較検討することが大切です。複数のハウスメーカーを比較検討することで、より良い技術やノウハウをもったハウスメーカーを選ぶことが可能です。
ハウスメーカー選びは慎重に行い、まず相見積もりを取る際には、同じ条件で3〜5社から見積もりを取り問い合わせをしてみることをおすすめします。
ペアガラスなどの窓を選ぶ
ペアガラスやトリプルガラスを使用した窓を選ぶようにするのも、断熱性の高い家を建てる際に重要なポイントです。ペアガラスとは窓の層が二重になっているもの、トリプルガラスとは層が三重になっているものを指します。
窓の層が複数重なることで、熱が伝わりづらくなり、断熱性を上げる効果が期待できるのです。同時に省エネも期待できるため、節約の観点からも複数層のガラスを採用するようにしましょう。
熱交換換気システムを取り入れる
いくら断熱したいと言っても「定期的に換気して、部屋の空気を綺麗に保ちたい」と感じる方は多いでしょう。しかし、普通に窓を開けて換気してしまうと外気が流れ込み、部屋の温度を変動させてしまう可能性があります。
そんなときにおすすめなのが、熱交換換気システムです。熱交換換気システムは、通常の換気とは違い、室温に近い状態の外気を取り入れることができます。
つまり、熱交換換気システムを使えば、部屋の温度をそれほど変えずに換気ができるのです。「断熱性を意識しつつも換気は怠りたくない」という方は、ぜひ熱交換換気システムの導入も検討してみてください。
気密性の高い家を建てる際に重要なポイント
断熱性の高い家を建てたいなら、気密性の高さも重要視するのがおすすめです。なぜなら、気密性が高い家は室内の空気が逃げにくく、より適温を保てるからです。
気密性の高い家とは、隙間が少ない家のことを指します。隙間の少なさは「C値」という数値で測ることができ、C値が低ければ低いほど、隙間が少なく気密性が高いのです。
断熱性の高い家を建てたいなら、C値が低く、気密性の高い家を建てられる業者を選ぶようにしましょう。
気密性の高い住宅を建てるならタカ建築がおすすめ

項目 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社タカ建築 |
所在地 | 岡山市北区白石西新町7-123 |
設立年月日 | 1988年3月 |
対応地域 | 岡山市、倉敷市、早島町、総社市、玉野市、備前市、赤磐市、瀬戸内市 |
公式サイト | https://takaken-okayama.com/ |
株式会社タカ建築は、岡山市に所在する設立から35年ほどの会社です。もっとも家を必要とするのは子育て世代と考え、家族を守る良い家を大切にしています。
タカ建築は、「家族の笑顔があふれる未来のための家づくり」を使命とし、性能や設計・施工にこだわった住宅が実現可能です。家の引き渡しから数十年経っても満足できる家であるために、高性能でパッシブデザインを採用した快適な住まいを提供してくれます。
以下の記事ではタカ建築の口コミや評判、会社の特徴や施工事例などを解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみるといいでしょう。
まとめ
本記事では、断熱性の高い特徴やメリットデメリットについて解説しました。
断熱性の高い家に住むことで、季節を問わず快適に暮らすことが可能です。また、後々の省エネにも繋がるでしょう。
どんな住宅を建てたいのかを考えることによって、住宅会社選びをスムーズにすることが可能です。本記事があなたのお役に立てれば幸いです。